HEAD Gravity(2025)全5モデル解説|大きなスイートスポットのコントロール系

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HEAD(ヘッド)のラケットシリーズ「Gravity(グラビティ)」の現行モデル、2025年モデル全5モデルを紹介します。Gravityは、丸みのあるヘッド形状と大きなスイートスポットを特徴とする、コントロール系のシリーズです。現行モデルは2025年1月16日に発売され、2026年11月時点でも国内で販売が続いています。

なお、この記事は2026年11月時点のメーカー公式情報をもとにした紹介記事です。実際に打った感想を書く実打レビューではありませんので、スペックと公式に発表されている特長を中心にまとめています。

Gravityシリーズの特長

大きなスイートスポットと柔らかい打球感

Gravityのコンセプトは、丸みのあるヘッド形状と大きなスイートスポットによって、コントロールと寛容さ(オフセンターで打ったときの許容量)を両立させることです。打球感は柔らかい方向に味付けされており、ボールをしっかりつかんで運ぶような感覚を重視するシリーズです。

使用プロと搭載テクノロジー

アレクサンダー・ズベレフが使用するシリーズとして知られています。現行モデルには、打球感の向上をうたうテクノロジー「Auxetic 2.0」が搭載されています。

シリーズの歩み

Gravityは登場以来、モデルチェンジを重ねながら続いてきたシリーズです。ココロテニスでも初代モデルが登場したときに取り上げています。シリーズの原点を知りたい方は、初代Gravityの紹介記事もあわせてご覧ください。現行の2025年モデルは、その流れを受け継ぎながらスイートスポットの大きさとコントロール性能を磨いた世代です。

限定のZVEREVモデルも登場

2026年秋冬(2026年FW)には、ズベレフの限定モデル「GRAVITY TOUR ZVEREV 2026」「GRAVITY MP ZVEREV 2026」「GRAVITY MP L ZVEREV 2026」の3モデルが数量限定で発売されました。詳しくは後半の「限定モデル」の章で紹介します。

全5モデルのスペック

スペックはフレームのみ(ガットなし)のメーカー公表値です。価格はメーカー希望小売価格(税込)です。

モデル 品番 フェイス 重量 バランス 長さ フレーム厚 パターン 定価(税込)
GRAVITY PRO 2025 231105 100 in² 315 g 310 mm 27.0 in 20 mm 18×20 ¥41,800
GRAVITY TOUR 2025 231115 98 in² 305 g 320 mm 27.0 in 22 mm 16×19 ¥39,600
GRAVITY MP 2025 231125 100 in² 295 g 325 mm 27.0 in 22 mm 16×20 ¥39,600
GRAVITY MP L 2025 231135 100 in² 280 g 330 mm 27.0 in 22 mm 16×20 ¥37,400
GRAVITY TEAM 2025 231145 104 in² 270 g 325 mm 27.0 in 24 mm 16×20 ¥37,400

モデルごとの解説

GRAVITY PRO 2025

シリーズ最重量の315gに、フレーム厚20mmの薄いビーム、18×20の高密度ストリングパターンを組み合わせた最上位モデルです。100平方インチのフェイスながら、狙った場所へボールを運ぶコントロール性能を最も重視した仕様になっています。ラケットの重さをしっかり使って振れる方向けのモデルです。

こんな人におすすめ:自分のスイングでボールをコントロールしたい中級者〜上級者

GRAVITY TOUR 2025

98平方インチの小ぶりなフェイスに305gの重量、16×19パターンを採用したモデルです。PROよりやや軽く、パターンも開いているため、コントロールを軸にしながらスピンもかけやすいバランスになっています。

こんな人におすすめ:コントロール重視だが、PROの重さと密度までは必要ない中級者〜上級者

GRAVITY MP 2025

100平方インチ・295g・16×20パターンという、シリーズの中心に位置するモデルです。大きなスイートスポットによる寛容さと、Gravityらしい柔らかい打球感のバランスが取れており、幅広いレベルのプレーヤーが検討しやすい仕様です。

こんな人におすすめ:Gravityの打球感を標準的な重さで使いたい初中級者〜上級者

GRAVITY MP L 2025

MPと同じ100平方インチ・16×20パターンのまま、重量を280gまで軽くした軽量版です。MPのキャラクターはそのままに、振り抜きやすさと取り回しを優先したモデルです。

こんな人におすすめ:MPに興味はあるが軽いラケットがよい方、女性プレーヤーやジュニアからのステップアップにも

GRAVITY TEAM 2025

104平方インチとシリーズ最大のフェイスに、270gの最軽量スペックを組み合わせたモデルです。フレーム厚も24mmと最も厚く、スイートスポットの広さと飛びの助けを重視した仕様になっています。

こんな人におすすめ:軽くて当たり負けしにくいラケットを探している初級者〜中級者

限定モデル:GRAVITY ZVEREV 2026

2026年秋冬に数量限定で発売された、ズベレフの限定モデルです。スペックはフレームのみ(ガットなし)のメーカー公表値、価格はメーカー希望小売価格(税込)です。なお、GRAVITY MP ZVEREV 2026のバランスとフレーム厚は、調査時点でメーカー公表値を確認できなかったため「未確認」としています。

モデル 品番 フェイス 重量 バランス フレーム厚 パターン 定価(税込)
GRAVITY TOUR ZVEREV 2026 239806 98 in² 305 g 320 mm 22 mm 16×19 ¥41,800
GRAVITY MP ZVEREV 2026 239816 100 in² 295 g 325 mm(未確認) 22 mm(未確認) 16×20 ¥41,800
GRAVITY MP L ZVEREV 2026 239846 100 in² 280 g 330 mm 22 mm 16×20 ¥39,600

GRAVITY TOUR ZVEREV 2026

GRAVITY TOUR 2025と同じ98平方インチ・305g・16×19パターンの限定モデルです。

GRAVITY MP ZVEREV 2026

GRAVITY MP 2025と同じ100平方インチ・295g・16×20パターンの限定モデルです。

GRAVITY MP L ZVEREV 2026

GRAVITY MP L 2025と同じ100平方インチ・280g・16×20パターンの限定モデルです。

まとめ

Gravity(2025)は、大きなスイートスポットと柔らかい打球感で、コントロールと寛容さを両立させたシリーズです。最上位のPROから最軽量のTEAMまで5モデルがあり、重量は270gから315gまで幅広くそろっています。コントロール系のラケットを探していて、当たりの寛容さも欲しい方は、中心モデルのMPを基準に、重さの合うモデルを選ぶとよいでしょう。ズベレフファンの方は、数量限定のZVEREVモデルも候補になります。

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