コロナショック
執筆時点(2020年4月6日)において、新型コロナウイルスの影響で外出を自粛する要請が各地で出ています。主要都市の公共施設も続々と閉鎖していますし、テニスができる環境がとても限られていますね。
テニスができないと悶々としている方も多いのではないでしょうか。
ですが悲観ばかりしていても仕方ありません。
いかに今の状況を有意義な時間とするかが大事です。
今回の騒動が落ち着いて、いざテニスができる!というときに、
「久しぶりで感覚忘れちゃったよ、身体も鈍ってるわ~」
「テニスってどうやるんだっけ?」
「苦手なショットがますます打てなくなってる」
なーんていう状況はすごくもったいないです。
というわけで今回は、テニスのために自宅でできる5つのことをご紹介したいと思います。
暇な時間を、自分を変える時間に使いませんか?
その①イメージトレーニング
最近の各動画サイトにはテニス動画がたくさん上がっています。
プロの試合にしても1試合丸々だったり、好プレーを集めたハイライトだったり、選手のプラクティス動画やショットごとのスロー動画など様々です。
1試合通しての試合運びを学びたいのなら1試合フルの動画を観る。
悩んでる、もしくは強化したいショットがあるならショットごとの動画。
プロのスーパープレーを観てエキサイトしたいのならハイライト動画。
など用途に合わせてどんな動画をみるか選択できるのが、今の時代の便利なところだと思います。
その②フォームの見直し
フォームの改良には時間がかかるものです。
一般的には大会の少ない時期だったりオフシーズンに取り組みます。
なので春から秋にかけてのフォーム改良は本来難しいのですが、主要大会が軒並み延期・中止になっている今は、逆にチャンスと言えるのではないでしょうか。
時間がある今だからこそ、気になっているフォームの改良にじっくり取り組めるかも知れません。
その③ストレッチ・トレーニング
騒動が落ち着いてさあテニスだー!となっても身体が鈍っていては満足にプレーできません。
といっても、ランニングやジム通いなど外出が難しい今、せめて自宅でできることをしたいものです。
テニスのためのトレーニングや柔軟を少しずつでもいいから、毎日コツコツしておくだけで、再開後の動きが大きく変わります。
特に柔軟を高めるストレッチはお勧めです。
詳しい効果はまた別の記事で書こうと思いますが、ざっくりいうと
・守備範囲が広がる
・ケガをしにくくなる
・ショットのバリエーションが増やしやすくなる
・フォームが滑らかになる
などメリットがたくさんあります。
ただし、身体を柔らかくしすぎることで出てくる弊害もあるので、やりすぎは注意が必要です。
※闇雲に行うのではなく、必要なものを必要な分だけ必要な期間行いましょう。
その④知識の習得
自分の使っている道具(ラケット、ストリング)についての正しい知識はお持ちですか?
各メーカーごとのラケットの特徴や、ストリングについての基礎知識を身に付けることも、今後のテニスライフを豊かにするのに役立ちます。
道具以外にも、テニスのルールについてだったり戦術・戦略、ポジショニングなどの理論を勉強しておくと、今後の上達の糧になること間違いなしです。
テニスに関する書籍も多数でていますし、雑誌やインターネット(正しくないものもネット上にはありますのでご注意ください)にもある程度情報は転がっています。
今まで曖昧だったことを洗い出して、1つ1つ調べてみてはいかがでしょうか?
もちろん当サイトも皆様のお役に立つような情報を載せているつもりですし、これからも載せていきたいので、気になる記事がありましたらぜひお役立てください^^
テニスに関する質問も募集しております!
その⑤情報収集
今回のように、いきなり普段利用しているテニスコートが使えなくなったとか、楽しみにしていた大会が中止になった、ということが今後も起こらないとは限りません。
その時のために、代わりになるテニスコートや大会情報等を集めておくことはリスクヘッジに繋がります。
ここまでなら行けるな、という自身の許容範囲の中の、どこにテニスコートがあってどんな大会があるか、利用方法や申し込み方法などを知っておきましょう。
そうしておけば、ここが使えなくなった、じゃああそこはどうだろう、と冷静に対処することができます。
やることやって、それでもどこもダメならば、上に紹介した4つのことを自宅で行えば良いのです!
ポジティブシンキング!
今回の騒動に限らず、人生で中々思った通りにいかないとき、悲観ばかりしていても何も始まらないし起こりません。多少の悲しみはグリーフケア(別記事で書きます)の観点から必要ですが、行き過ぎた悲観は人間をその場に押しとどめます。
前に進むため、自分を少しでも変えるために、今この状況で何ができるかを考えることが大切なんじゃないかと思います。
騒動が落ち着いたときにどんな自分になっていたいかを想像して、想像した自分に近づけるよう、できることをやっていきましょう!
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