テニスのマナー「レンタルコート編」です!
試合観戦についてのマナーはこちらの記事をご覧ください。
テニス仲間とコートを借りてテニスをすることは最上の喜びですよね。
試合に向けてガチンコで練習する方もいれば、今までスクールでしかやってこなかったから初めてコートを借りるという方もいらっしゃるでしょう。
自分たちのコートでは存分に楽しんでいただいて構いません。
しかし、気を付けなければならないのが隣のコートへの配慮です。
レンタルコートを行っている施設では、数面のコートが横並びになっていることが大半だと思います。
自分たちのボールが隣のコートに転がっていったのに、取りに行かない。
逆に隣のコートから入ってきたボールを取ってあげない。
とすると、周りの方が気持ちよくプレイできなくなってしまいます。
自分たちも、周りのプレイヤーも気持ちよくプレイするために、マナーを確認しておきましょう。
・自分たちのボールが隣のコートに入った場合
・終了は5~10分前に
・感謝と思いやり
隣からボールが入ってきた場合
自分たちがラリー等している最中であれば、ラリーを中断して拾って渡してあげるか、相手の方がそのボールに近ければ、「どうぞ」と言って待ってあげましょう。
隣のボールがこちらに転がってきたのに気付いたけれど、隣のコートはプレイ中。であれば、邪魔にならないところ(コート後方)に転がしてあげましょう。
ボールの渡し方にも作法がありまして、無言でポイっと投げられては相手もいい気持ちはしないですね。
「ボール行きます」とか「どうぞ」などと一声かけてあげましょう。
そして相手との距離によって①手渡し、②手で(上から)投げて、③ラケットで打って、のいずれかで渡しましょう。
②と③の場合は、相手の手前でワンバウンドするように渡してあげてください。
自分たちのボールが隣のコートに入った場合
ゲーム練習中の大事なポイントであったとしても、すぐさまプレーを中断して相手のコートに取りに行くのがマナーです。
ただし隣のコートがプレー中であるならば、ラリーが途切れたり中断するのを待って拾いに行きましょう。
拾ってもらった場合は必ずお礼を言いましょう。
レンタルコートに限らず試合などでも、プレー中のコートにずかずか入ったり横切ることはマナー違反の前にそもそも危険ですからやめましょうね。
終了は5~10分前に
たまに終了時間ぎりぎりまでプレーしている方がいますが、次の人の為に余裕をもって退出してください。
またオムニコートやクレーコートをレンタルした場合、利用後はブラシを掛けましょう。
コート内だけでなく、コートの外側を2mほど余分に掛けると親切です。
使用前にネットが緩んでいたら、同じようにネットを緩ませて退出してください。
原状回復のココロが大事です。
感謝と思いやりで、自分も周りも気持ちよく
拾ってあげるとかお礼を言うとか、なんだか人として当たり前のことばかりじゃない?
そうなんです。
レンタルコートのマナーとして色々述べてきましたが、その根幹となるのは人としての「感謝と思いやりのココロ」です。
上記マナーに記載されていないことでも、これはされたら嫌だなという言動は慎んで、自分たちも周りも気持ちよくテニスができるようにしたいですね。
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