パフォーマンスの低下を防ぐ
テニスに限らずスポーツ愛好家にとって、でき得る限りプレイ中自身のパフォーマンスは落としたくないものです。体力的、筋肉的疲労が積もると、スピードやパワー、精度が失われ、さらには集中力の低下から予測・判断の遅れ、適切な選択ができないなど、満足のいくプレイから遠のいてしまいますから。
パフォーマンスが低下しにくい身体を作るには、日頃からのトレーニングや適切な栄養素を含んだ食事が大切です。ですが、日頃から気を付けていても、やはり運動している時というのは身体中のエネルギーは刻々と失われ、パフォーマンスは落ちるものです。
ではパフォーマンスの低下を防ぐにはどうするか。
それは、運動時に失われるエネルギーを運動当日にも摂取してあげることです。まあ当然といえば当然ですね!だけど、何をどれくらい摂取すればいいのかいまいち分からない、という方は少なくないはず!(私もそうでした^^;)
そこで今回の記事では、運動前・中・後に 手軽に効率よく 必要な栄養素を摂取できるサプリメントをご紹介していきます。アスリートレベルのプレーヤーだけでなく、翌日に疲れを残したくない一般愛好家の皆様にも参考になればと思っております。
何を摂取すればいい?
運動中の疲労感軽減、筋肉の修復、乳酸の蓄積を抑える等の効果が期待されているのが「BCAA」です。
BCAAとは、必須アミノ酸の中の「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の総称で、身体のタンパク質を増やす働きがあり、運動時のエネルギーとして利用されます。
いつ、どれくらい摂取すればいい?
BCAAは摂取して30分後に血中濃度がピークに達します。摂取してから時間差があるので、タイミングとしては運動前に摂取することが望ましいでしょう。
BCAAの必要含有量ですが、一度に2000mg以上のBCAAを摂取しないと、持続効果が薄いことが研究により分かっています。
まとめると?
BCAAが2000mg以上含まれているものを運動前にまず摂取し、運動中も適時BCAAを摂取し続けることが、パフォーマンス維持のために必要だと言えます。
BCAA高含有のサプリをご紹介
今回紹介するサプリは、手軽に持ち運べて手早く摂取でき、アミノ酸含有量が2000mg以上のものになります。
水なしでも飲める顆粒タイプです。
1本(4.5g)当たりのアミノ酸含有量は2500mg
バリン 500mg
ロイシン 1,000mg
イソロイシン 500mg
アルギニン 500mg
※アルギニンは免疫機能の向上、疲労感抑制、血流改善等の効果が期待されている、アミノ酸の1種です。
上記と同じく顆粒スティックタイプです。こちらは水と一緒に飲むことを推奨されています。
1本(4.7g)当たりのアミノ酸含有量は4,000mg
バリン 440mg
ロイシン 1,600mg
イソロイシン 430mg
他アミノ酸 1,540mg
水分補給も忘れずに
今回は運動時のパフォーマンスを維持するためのサプリをご紹介しましたが、水分補給も忘れてはいけません。運動中は多くの水分が失われていくため、糖分や塩分を適度に含んだものを摂取してください。
のどの渇きを感じたら熱中症が始まっていますので、のどが渇く前にこまめに摂取するようにしましょう。
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