ライバルに差をつけたい
勝ちたい相手がいる、負けられない試合がある。少しでも多く練習したい。
だけど、雨でテニスができないときや、レンタルコートの予約が埋まっていてコートが取れないとき、仲間と予定が合わず練習相手がいないなど、テニスがしたいのにできないという状況が時折あると思います。
しかし、テニスができないからといって、マンガを読んだりゲームをしたりしていては、ライバルとの差は埋まりません。テニスができない状況でも、できることをやる。そうすることで、ライバルに追いつける、追い越せます!
本記事では、屋内でも上達のためにできることや、相手がいないときに一人で練習する方法・練習器具などをご紹介していきます。
②一人で練習する方法
屋内でテニスを上達させるには
雨が降ったり、レンタルコートが取れなかったり、やりたいのにできず悶々と過ごす日はありませんか?
そんなときに役立つ、屋内でテニスが上達する方法を紹介します。
屋内トレーニングその①:知識をつける
身体ではなく脳でテニスを上達させましょう。
テニス雑誌を読んだり、上達DVDを観たり、最近ではYoutubeにプロの試合動画や技術解説動画がたくさんありますよね。
テニス雑誌
毎月ある特定のショットについて特集が組まれており、それをトッププロの連続写真と細かい技術解説により深堀りできます。ラケット、ストリングなど道具に関するレポート、普段は知り得ない選手の裏側エピソード、テニス界のニュースなどテニスに関するあらゆる情報を得ることができます。
現在、月刊誌として毎月でているテニス雑誌は、「スマッシュ」「テニスクラシック・ブレーク」「テニスマガジン」があります。
各雑誌、各月で扱うテーマが異なるので、その時自分が知りたいと思う情報を扱っている雑誌を購入されるといいかと思います。
おすすめテニス雑誌→ 【Amazon.co.jp】
テニスDVD
ショット別(ストローク、ボレーなど)種目別(シングルス、ダブルス)戦術など特定のテーマが設定されているテニスDVDは、雨の日の教材にぴったりです。海外のトップ指導者、日本のトッププロが自分の自信のある分野を細かく解説しているので、このプロはどういう考えでプレーをしているのかというのがよく分かります。
おすすめテニス上達DVD→ 【Amazon.co.jp】
Youtube
ATP、WTA他の主要大会のハイライト動画や、プラクティス風景、コーチによる技術解説などを、実際の動きを観ながら勉強できます。速度調整もできるので、気になる動きをスローで再生させてじっくり観ることもできます。
屋内トレーニングその②:身体機能を上げる
座って知識つけるよりも身体を動かしたい!というときは、テニスに必要な身体機能の向上を図りましょう。
・軸を保つ力 ・柔軟性 ・敏捷性
・調整能力(コーディネーション能力)
体育館やジムなど広い場所であれば、網羅的にトレーニングすることはできますが、自宅などあまり激しく動けない場所であれば、「柔軟性」「体幹(軸トレ)」「コーディネーション能力」のトレーニングをおススメします。
柔軟性
テニスにおいて、柔軟性は大変重要です。可動域を広げることでスウィングがダイナミックかつ柔らかくなりますし、より広いコートカバーが可能になり、そして最も重要なケガの防止につながります。
軸を保つ力
主に体幹を指します。構えているとき、走っているとき、ショットの最中に軸が崩れてしまうと、最大限のパフォーマンスが発揮できません。プロの選手をみてわかるように、彼らは常に良い姿勢をキープしている。つまり軸がブレない。軸がブレないことでパワーロスやミスヒットなどを減らすことができるのです。
トレーニング例:フロントブリッジ、ランジなどの体幹トレーニングが主になります。下記に紹介する器具を使って効率よく鍛えるのも有効です。
・バランスボード(Amazonバランスディスク・ボード部門ベストセラー1位!)
・バランスワン
・バランスディスク(クッション)
調整能力
コーディネーション能力ともいわれます。バランス、リズム、タイミング、距離感など7つの能力を指します。昔は鬼ごっこやキャッチボールなど、遊びの中で自然と身につけることができましたが、現代の生活環境ではそれも難しいようです。主にジュニアの運動神経回路の発達に取り入れられたりしています。
トレーニング例:フレームリフティング、お手玉、目を閉じて片足スクワット、イレギュラーボールなど
一人で練習する方法、練習器具
空は晴れていてテニス日和。
だけど練習相手がいないそんなとき、一人でできる練習方法をまとめました。
その①:壁打ち
自主練習の代表的なものといえば壁打ちでしょう。壁打ちをすることで、「リズム感」「コントロール」「素早い準備」「無駄な動作の排除」「集中力向上」など様々なメリットを享受できます。やってみると分かりますが、ある程度の強度をもって10回連続で続けるのも結構な集中力が必要です。松岡修造氏もジュニアの頃から壁打ちに励み「僕のテニスの原点」とも語っています。
その②:サービス練習
サービスはテニスで最も重要なショットであり、唯一のクローズドスキルです。練習相手が必要ないので、コートが空いているならぜひとも取り組みたいです。サービス練習のコツは、「なんとなく打たない」こと。例えば、「ワイドにスライスサービスを打って、レシーバーを外に追い出す」など具体的にテーマを設定することで、飽きずに良質な練習ができるでしょう。ビデオを撮ってフォームチェックをしてもいいですね。
その③:上達サポートグッズ
自主練用に様々なグッズが販売されています。トッププロ推薦の商品もあり、近くに壁がないコートもない場合の選択肢としていかがでしょうか。
↑これがあればどこでも壁打ちができます。
↑本村剛一プロ推薦商品です。止まったボールをヒットするので、正しい距離感、打点が身に付きます。
↑ボールを飛ばす爽快感と共に、遠くに飛ばすための技術が身に付きます。
【楽天1位獲得】世界ランカーも認めた【1日2分でトップスピンを学ぶ】TopspinPro(トップスピンプロ) 世界83ヶ国で使用
↑ラケットを振れるスペースさえあれば使用できます。トップスピンに悩んでいる方は必見です。
ライバルと差をつけるには
同じ練習時間、同じ練習メニューをこなしていても、ライバルとは差が付きません。相手も一緒に上達するからです。いかに相手がやっていないときやれないときに、自分のできることをするか。そこが上達の差の分かれ目だと思います。
現代には屋内でも実践できる様々なトレーニング方法、トレーニング器具が存在します。ライバルより少しでも多く練習して差をつけましょう!グッドラック!
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