感染リスクはゼロにはならない
新型コロナウイルス騒動も徐々にではありますが、地域ごとに落ち着きもみせ、土日はテニスを再開している方も多いのではないでしょうか。
しかし「コート利用ができるようになった」、「騒動が落ち着いた」からといって、”もう感染しない”ということにはなりません。
これからもテニスを安全に、安心して楽しむため、これまで通りのテニスの楽しみ方にほんの少しの注意点を加えていただけると良いのかなと思います。
今回の記事では、「テニスをする前」「テニスをしている時」「テニスを楽しんだ後」の3つのタイミングでの注意事項をまとめていきたいと思います。
※各国のテニス協会のガイドラインを参考にしています。
テニスをする前
体調を確認する
・発熱や風邪の症状がないか。
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがないか。
・咳、痰、胸部に不快感がないか。
・嗅覚、味覚に異常はないか。
少しでも身体に違和感がある場合はプレーを控えましょう。
事前に準備するもの
・できるだけ新品のグリップを使用する。
・飲み物は多めに持っていく。(自販機に接触しなくて済むように。)
・自分だけが触るボールを用意する。(他人のボールを触らない。ボールを介しての感染を避ける。)
・更衣室を使用せず済むようテニスウェアでコートに行く。
テニスをしている時
・他人との直接の接触は避ける。(ハイタッチや握手はしない)(距離も2m以上をキープ)
・会話や大声はできるだけ控える。(飛沫感染の防止)
・他人と道具をシェアしない。(ラケット、タオル、ボール、飲みもの)
・チェンジエンドでは同じサイドを通らない。
テニスを楽しんだ後
・ベンチやネットクランク、コートブラシなど触れたものは消毒しておく。(次に使用する方への配慮)
・速やかに帰宅する(集まっての談笑を控える)(シャワー、更衣室の使用も控える)
・手指の消毒、使用した道具もきれいに拭く。
テニス界から集団感染を出さない!
テニスコートは場所にもよりますが、1面がだいたい200坪あります。学校の教室やトレーニングジムなどと違ってかなり広い、しかも一般的にコートを借りてやろう!っていう方のほとんどは屋外が中心だと思います。
つまり、テニスは他の競技に比べ感染リスクが圧倒的に低いスポーツなんです。
ただ、感染リスクが低いとはいえゼロではないので、やはり一人一人が感染防止に努める必要があるのかなとは思います。
テニスをやってて感染しましたとなれば、またコートの閉鎖等起きかねませんから、本記事にあげた注意点をできるだけ守って、テニス界から集団感染を出さないようにみんなで気を付けましょう!
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