テニス プレッシャーのない練習では強くならない

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過去のツイートより

こちらの記事

でも解説しましたが、「上手」と「強い」は違います。

「上手」なだけで勝てることはほぼありません。

練習を一生懸命やっているのに勝てなーい!という方は、「上手になる練習」はできているけど「強くなる練習」はできていない可能性があります!もったいないです!

その違いとは

「上手になる練習」と「強くなる練習」の違いは「プレッシャー(緊張感)の有無」です。

中身の濃い練習をたくさんすれば、上達はしますし自信もつくでしょうが、そこに緊張感がなければ「強さ」は身に付きにくいです。

練習中に緊張感を出すための方法

①球数を減らす
例えば球出しで20球打つ練習があったとしたら、それを5球だけにしてみます。球出しのテンポもリズム良くせず、1球1球止めて、1球1球確認しながらにします。そうすると、5球しか打てませんから、1球に対する集中力が上がり、1球に対するプレッシャーも大きくなります。

②ラストのボールを超集中
球出し、ラリー練習で必ず訪れる最後のボールを、”絶対に“外さないように意識します。

ゼッタイ!です!

当然、ラストのボールを外したらやり直しです。ミスして終わるのは失点、敗北と同じですから絶対ミスで終わってはいけません。

③場面設定
試合でのある場面を想起します。例えばゲームカウント4-4の15-30とか。落とせばピンチ、取れれば追いつける、超大事なポイント。

そんな大事な場面をイメージし、球出し練習ならミスなく終わる、ラリー練習なら相手より先にミスしない。当然、ゆるーく入れにいったりせず、しっかり振り切ること。

④〇球連続成功
球出しなら何球連続入るまで。ラリーなら連続何往復できるまで。サーブならセカンドサーブ何球連続入るまで。など球数を決めて、それを連続で成功するまで続けます。後半に近づくにつれてプレッシャーも増しますから、そこでしっかり振り切って成功させることで、プレッシャーに打ち勝つ精神力が養えます。

上手くなる+強くなる=勝てる選手になる

今回「強くなる練習」をいくつか紹介しましたが、練習内容を変える必要も、特殊なメニューも必要なく、ただいつもの練習の中身、意識付けを工夫することで、緊張感のある環境を構築できます。

選手自身で緊張感を作り出せれば一番ですが、それが苦手な選手の場合は指導者が環境を構築する必要があります。

技術的な上達と、精神面の強化を同時に行い、勝利へ道を進みましょう!

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