【テニス】グリップを短く持つと世界が変わる!

スポンサーリンク

先日Ⅹにてこんなツイートをしました。

今回は「グリップを持つ位置」についての記事です。

皆さんはグリップを持つときにどの辺りを持っているでしょうか?
一般的には、グリップの下にあるボコっと膨らんでる部分に小指がくるかなあというのが多いかと思います。

イースタンやウエスタンなど、グリップの「持ち方」について教えられることは多いと思いますが、実は「持つ位置」によっても色々な効果があるのはご存じでしょうか。

今回は、グリップを短く持つとどんなことが起こるのか。
短く持つことのメリットデメリットをお伝え致します。

どんな人におススメ?

・もっとスウィングを鋭くしたい人
・振ってるときにラケットが重く感じる人
・ボレーで構えが間に合わない人
などなどです。

短くって、どの辺を持つの?

グリップを短く持ってって言っても、じゃあ実際どの辺を持つの?と。
これについては人によりますが、まず試してほしいのはグリップエンドから3cmくらい上の所に小指がくるくらいです。
それから使用感に応じて位置を変えていくと、べストポジションが見つかると思います。

どんな良いことがあるの?(メリット)

ラケットの重量を感じにくくなります
振ってるときにラケットが軽く感じられるためラケットの操作性が向上します。ボレーで咄嗟の時に構えが間に合うようになったり、スウィングスピードがアップします。

先端に重さを感じにくくなるので、短く持った時は、長さ30cm位の木の棒を振り回している感覚になります。

上の画像のように、錦織選手が割と短く持っていることに注目です。
錦織選手のスウィングスピードは群を抜いて速いですがその一つの要素として、グリップを持つ位置も関係しているのではと個人的には思っています。

デメリットは?

振り回しがしやすい一方で、遠心力を存分に活かせないためパワーが落ちやすく、力負けしやすくなります。
もう一つは単純に、短く持つ分リーチが短くなるということです。たか3cmされど3cmです。
それほど遠くないボールの処理、半歩分多く足を使うことに抵抗がなければ問題にはなりませんけど。

まとめ

グリップを短く持つ事のメリットデメリットをお伝えしました。

いつも通りの持ち方で、別にどの場面でも支障がないよって方は、リーチやパワーを犠牲にしてまで短く持つ必要はないと思います。

もうちょっとここが何とかならんかね~、と少しのスパイスが欲しい方はぜひ試してみてください。

大事なのは、デメリットよりメリットの方が勝るかどうか。です。

例えばサーブというショットは、相手のパワーとか関係ないですし、自分のリズムで打てるので、短く持つとデメリットの方が勝つのでおススメしません。
リーチとパワーを犠牲にするだけです。
ただし、パワーとかいいから、とにかくスウィングスピードを上げたいんだ!という方にとっては短く持つ意味はあるでしょう。

そこまでパワーのいらないボレーは、メリットの方が勝つだろうと思います。

まあ一度全ショットで試してみて、それから各ショット、各場面で自分に合った持ち位置を探してみても面白いかもしれません。
お試しあれ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました