テニスに限らず、何かについて上達したい!
今、上達への熱い想いを持っている方へ。
今回は上達のために必要な5つの要素をご紹介していきたいと思います。
上達の要素①:楽しむこと(継続すること)
上達には継続が必要です。
そして継続するには熱意が必要です。
熱意を持つにはそのことについての興味・関心が必要です。
楽しい、面白い、好きだ、なんでだ?という感情がそのことに対する熱意を与えてくれます。
だから多少の失敗や、できなかったことに対して必要以上にネガティブにならず(結構、この手のタイプが多いなと指導していて感じます)
なんでできなかったんだ?こうしたらどうかな?とプラスに転換する、面白がることが必要だなと思います。
上達の要素②:目的、目標をもつ
地図もなく、どこに向かおうか決まっていないドライブ
これはこれで確かに楽しいですが、上達するにはかなり遠回りしてしまいます。
あなたの目標とするところはどこでしょうか?
・上級レベルにいきたい
・試合で勝ちたい、特定のライバルに勝ちたい
・気持ちよくラリーしてみたい
・あの人に褒められたい
など、目標があって一直線に進んでいく人は上達が速いです。
上達の要素③:練習の中身(課題にフォーカスできているか)
練習は内容、量、質でできています。
それぞれが適当になることは、上達を遅らせる原因となるでしょう。
内容
自分の上達のために必要となるテーマになっているか。
課題が明確にできていて、課題にフォーカスできているか。
量
「ちょっとした確認」であれば少なくて良いでしょうし
「しっかり体に刷り込んでいきたい」のであれば充実させるべきです。
目的のために必要なだけやることが上達への近道です。
質(強度)
レベルにあった強度を設定すべきです。
低すぎても高すぎてもいけません。
理想は「今のレベルより少し高め」です。
上達の要素④:競争心
ボルグ×マッケンロー
アガシ×サンプラス
フェデラー×ナダルなどなど
偉大なチャンピオンの側には偉大なライバルがつきものですね
競争心は向上心に火をつけてくれるので、あいつには負けたくない!と思えるライバルという存在がいると、上達は速いでしょう。
上達の要素⑤:自主的に行う
指導者はあなたに対して上達のエッセンス(課題の提示、練習を行うなど)を提供できますが、
指導者があなたを動かすことはできません。
あなたが「自ら」課題を認識し、目的をもって取り組み、それを継続することで上達の道が見えてきます。
そして、上達の速い人は他人の見ていないところでの努力を惜しみません。
「上達の要素①:楽しむこと」を備えている人にはいらぬお世話でしょうけど^^
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