夏。
各地では数多くのイベントが行われ、高校インターハイ、大学インカレなど数多くのビッグトーナメントが目白押し。
一般の方も夏休みに合宿をしたり、遠方に試合に出かけたりして、テニスが最も盛り上がる季節です。
ギラギラの太陽の下でやるテニスは暑くてしんどかったりもしますが、終わった後のアイスやコーラ、キンキンに冷えたビールは冬では味わえない美味しさがありますね。
そんなテニスの季節がやってきますが、皆様が気になるのはやっぱり
日焼け
ではないでしょうか。
「色が黒くなるだけだから大丈夫」と軽く考えてはいけません。
日焼けはやけどの一種で、肌へのダメージはもちろん思わぬ病気につながったりもします。きちんとした対策が必要です。
日焼け対策の中でも最もポピュラーなのが「日焼け止めクリーム」ですね。
そこで今回、夏のテニスにおすすめの日焼け止めクリームをご紹介いたします。
日焼けの基礎知識
まず日焼けとはどういうものかを簡単に説明します。
種類
日焼けには大きく2種類あります。
皮膚が赤みをおびて炎症を起こす急性症状「サンバーン」と、メラニン色素が皮膚表面に沈着し褐色化する「サンタン」です。
紫外線
日焼けは太陽光の中に含まれる紫外線によって起こります。
紫外線はA波(UVA)、B波(UVB)、C波(UVC)の3種類に分けられ、そのうちUVAとUVBはオゾン層を通過し、地表に到達します。
UVA
地表に届く紫外線の99%はUVAです。UVAは皮膚の奥まで到達し、しわやたるみなど老化に影響を及ぼします。肌が黒くなる(サンタン)のはこのUVAによるものです。
UVB
UVBは主に皮膚表面に作用しますが、UVAよりも身体への影響が強く短時間で肌に赤みや炎症を起こさせます。肌が赤くなる(サンバーン)のはこのUVBによるものです。サンバーンになったら、冷水や氷嚢で冷やすことが薦められています。
紫外線の影響
紫外線に長時間さらされると、しみやしわ、免疫力の低下、皮膚がんなどを引き起こすリスクが生じます。専門家によると、顔の老化の原因の80%は紫外線によるものだそうです。
日焼け止めクリームのすすめ
日焼け止めクリームはUVAとUVBをバランスよく防御してくれます。
日焼け止めクリームを選ぶ基準
大半の日焼け止めクリームには紫外線防止効果を示す「SPF」と「PF」という指標が記載されています。強い日差しの下で1時間以上テニスをするのであれば、SPF「50以上」PA「++++」が推奨されています。
SPF
SPFとは、サンプロテクションファクターの略で、UVBの防止効果を表すものです。数値が大きいほど効果が高くなります。
PA
PAとは、プロテクショングレイドオブUVAの略で、UVAの防止効果を表すものです。「+」で表記され、「+」「++」「+++」「++++」の4段階あります。「+」が多いほど効果が高くなります。
おすすめの日焼け止めクリーム
お待たせしました、それでは夏テニスにおすすめの日焼け止めクリームを紹介していきます。
・PA :++++
・防水性のあるもの(ウォータープルーフ)
【1】絶対に焼きたくない人に
大坂なおみ選手がアネッサとブランドアンバサダー契約を結び、CMも放映され ていますね。
・べたつき、被膜感なし
・汗・水にふれると、UVブロック膜が強くなる「アクアブースター技術」とこすっても取れにくい「耐こすれ機能」を採用
【2】美白と紫外線対策を叶えてくれる
・美容液成分(保湿)配合:ヒアルロン酸+コラーゲン
【3】汗をかきやすい男性に
・保湿成分配合:ヒアルロン酸
・日焼け後の炎症軽減:グリチルリチン酸ジカリウム
・シワ、タルミ、シミに効く:クララエキス
2~3時間に1度は塗りなおす
日焼け止めクリームを塗ったからその日は安心、というわけにはいきません。
防水性があるといっても全く落ちないわけではないです。
効果を持続させるためにも、2~3時間に1度はぬり直しましょう。
アフターケアもしっかり
日中の活動が終わった後は、しっかりアフターケアもしましょう。
①クールダウン(冷たいタオルや氷嚢で冷やす)と②保湿が重要です。
まとめ
強い日差しの下でテニスをするのは最高に気持ちが良いですが、終わった後の日焼けに悩まされるのは嫌ですよね。日焼け対策をばっちりして、夏のテニスライフを快適なものにしましょう!
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