初めての試合は不安だらけ
今度の日曜日に初めてテニスの大会に出るんです。。。
それは楽しみだね~
いやいや、不安だらけですよ!
あれ、不安なんだ?
例えばどんなことが?
ん~色々ありますが、
まずチェンジコートがちゃんとできるか、とか
あぁ確かに、少し複雑なとこもあるからなぁ
じゃあ今日は一緒にルールを確認してみようか
ちなみに言い方だけど、正しくはチェンジエンド
(もしくはエンドチェンジ)と言うよ
チェンジエンドのやり方
1セットマッチの場合
プレーヤーは各セットで合計ゲーム数が奇数になったときにエンドを交代します。
最初のエンドチェンジは、試合開始直後のゲーム(第1ゲーム)が終わったときです。
第1ゲーム終了時には座っての休憩は認められていません。立ったまま、軽く汗を拭いたりドリンクを1、2口飲む程度であれば構いません。
その後は1ゲームおきに、つまりゲーム数を足して奇数になったらチェンジエンドをしていきます。
例えば、ゲームカウント2-1、3-2、4-3、5-4などになった場合です。
2回目のチェンジエンドからは90秒間の休憩が認められています。
※タイブレーク
タイブレークのチェンジエンドは、合計点数が6の倍数になった場合に行われる。
例えばスコアが3-3、4-2、5-1、6-6、9-9などになった場合です。
3セットマッチの場合
出場大会のグレードが上がると3セットマッチになったりするので、覚えておきましょう。基本的には1セットマッチと同じで、合計ゲーム数が奇数になったときにエンドを交代します。
ただし、新しいセットの第1ゲームをどちらのエンドで始めるかを間違えないように気を付けましょう。これは前のセットのゲームカウントがいくつで終わったかで決まります。
ルールブックには下記のように書いてあります。
そのセットのゲーム数の合計が偶数である場合は、次のセットの第1ゲーム終了までエンドの交代は行わない。
JTAテニスルールブック 2019
足して偶数は同じエンドから
例えば第1セットが6-2のように、足して偶数で終わったとします。
足して偶数の場合は同じエンドから。
なのでこの場合第2セットは、第1セットの最終ゲームと同じエンドから始まります。
足して奇数はチェンジエンド
第1セットが6-3のように足して奇数で終わった場合、第2セットはエンドを交代して開始されます。
足して奇数はチェンジエンド の法則ですね。
ここで気になる方もいるのではないでしょうか?
チェンジエンドしたばかりなのに、2セット目の第1ゲーム終了後にまたエンドを代わるってこと?
はい、その通り!ちょっと忙しいですね笑
※タイブレークでセットが終わった場合
タイブレーク終了時の反対のエンドから始めます。
タイブレークのスコアがいくつであれ、ゲームカウントが7-6の奇数となるからです
次セット開始時のサーバーは、前セットタイブレークの1ポイント目でレシーブをしたプレーヤーです。
まとめ
チェンジエンドについてご理解いただけたでしょうか?
少し複雑な部分もありますが、
ひとまず
①奇数ゲーム終了でチェンジエンド
②タイブレークは6の倍数
この2つの大原則を覚えておけば大丈夫かと思います。
自信をもって試合に臨んでくださいね。
コメント
質問ですが、ダブルスなどで、チェンジエンドの時、移動は時計回りですか、逆時計回りですか、どちらが正しいのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
「移動の仕方」についてのルールは、私が確認したところなかったので、何が正しくて何が悪いというのはないと思います。
私は最短ルートでベンチに戻ります。
ただ、セルフジャッジの試合でかつコートにスコアボードが用意されている場合は、遠回りしてでも自分たちが率先してスコアを更新してあげると、コート上の振る舞い的には紳士かなと思います。
長々とすみません。
ご丁寧なご返信、誠にありがとうございます。
質問の内容が不備で申し訳ありませんでした。
実は、区内のコートで楽しむ仲間内の試合で、ベンチもなく、(審判台はありますが、セルフジャッジのため、審判はいません。)「審判台を基準にしてどちら回りでチェンジエンドするのかな?」と思っていました。(チェンジエンドする際に、どちら回りか分からずに相手ペアと接触してすれ違うこともありましたので。)
ベンチがある場合は、ベンチに戻って飲料したりすると、どちら回りなどは気にする必要はありませんね。(現在のコートから ➾ ベンチに戻る ➾ 移動するコートへ)ルールがないのも仕方がないですね。(バレーボールの場合は、反時計回りで移動するみたいです。)
あまり気にせずにテニスを楽しみます。ありがとうございました。
>>「審判台を基準にしてどちら回りでチェンジエンドする?」
こちらに関しても、どちらでも構わないと思いますよ。
>>相手ペアと接触してすれ違う
これ、とてもあるあるです!
すれ違って接触しそうな場合は、「お先にどうぞ」と相手を先に通してあげるのが振舞い的には紳士だと理解しています!
ご丁寧にありがとうございます。
「お先にどうぞ」は良いですね。
早速、実行して、これからも気持ちよくテニスを楽しんでいきたいと
思います。
ありがとうございました。