今回はダブルスのペア選びについて書いていきます。
人によって考え方が色々だと思いますし、あくまで個人的な意見なので参考程度にしてください。
どんな人をペアにすれば良いか。
結論：話し合いができる人ならどんな人でも良いデス！
以上。
で終わっちゃうとクレームが来るので説明します。
どうやってペアを選んでる？
そもそもですが、皆様はダブルスのパートナーを選ぶときって、どういう風に決めてますか？
自分のプレースタイルにマッチする相手を選んでる？
良いですね。理想の形です。
でもでも、結構な確率で、今度一緒にダブルス組んでみる？みたいな「話の流れ」か、
Ａさんがダブルスのペア探してたから組んであげてくれん？っていう「人からの紹介」かという
明確な理由がなく、なんとなくで決まっちゃうことも多いと思うんですね。
（自分がストロークで繋ぐタイプで決定力に欠けるから）
どなたかこの中にネットプレーが得意で決定力のある人はいませんかー！
って募集することはあまりしないと思うんです。
もちろん相手のプレースタイルを吟味して選ぶよって人もいると思いますし、生活のかかっているプロのダブルス選手は話が別ですよ。
ただ多数の方は、相手のプレースタイルを詳しく知らずにペアになるパターンが多いということ。
だからこそ、どんな人がペアでも良い。
言い換えると、どんな人がペアでも成立させる努力が必要なのです。
ペアになった人が完璧にマッチする人だった！なんていう幸運がない限り。
具体的に何が必要？
相手と良い関係を成立させるのに必要なのが、「自分のプレースタイル、得意不得意の棚卸し」です。
自分がどんなタイプで、どういったことが得意でどんな場面が苦手なのか。
ペアに説明ができないといけません。
例えば私がペアに説明するのは下記の項目です。
①サイドはどっちでもいいよ。
②レシーブで、相手セカンドサーブはチップ＆チャージするよ。（打って前に出るって意味）
③割となんでもこなすけど、後ろでチャンスを作る方がどちらかと言えば好き
④余程のチャンスじゃない限りポーチは出ないよ。
⑤サーブはスライス系だから、ボディへの食い込ませが成功したらポーチ出てね。
という感じのことを事前に言ったり、ペア練しながら説明して擦り合わせていくイメージです。
細々したことはプレーの中で都度伝えます。
今の苦手だからカバーお願い～とか、今のあなたのショットはとてもやりやすいとか。
相手に伝えますし、相手のことも聞いていきます。
ダブルスで大事なことって
技術とか立ち位置、戦略の共有はももちろん大事ですが、
上のような擦り合せを試合前もしくは試合中にペアと共有出来るか、の方がもっともっと大事だと思います。
かみ合ってないペアは大体、話し合いが足りないまま試合に臨んでいる。
試合が終わってから、何であの時あそこに打ったん？もっとこうしてほしかった。
って言っても、もう遅いデス。
次に向けて切り替えて、話し合ってお互いを理解していきましょう。
ペア選びに技術の差とかタイプの違いとかは関係ありません。
考えを一方的に押し付けてくる人、生理的に無理な人でない限り、誰しもが、誰とでも良いペアになれる可能性があります！
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